サーボテクノ LPVシリーズ(LPV220/LPVS220)

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LPV220 LPV220
LPV220 LPVS220
 
 

概要

LPVシリーズは、超精密ボイスコイル型リニアモータを、高速に位置決めするために開発製品化しました。

<LPV220>
超高速位置決めを実現する為、位置アンプは、弊社独自の制御方式(PLL回路)を採用しました。


<LPVS220>
位置フィードバック信号は、A、B相の2相エンコーダを使用し、外部指令に16bitデータを入力して、超高速位置決めをします。電力制御はリニアアンプ方式を採用し、ノイズレス、高速応答、リニアなトルク制御を実現し、ナノメータ単位の超精密位置決めを可能とします。

LPVシリーズは、ナノメータ単位の超精密位置決めに最適なドライバといえます。 リニアアンプの周波数特性は、抵抗負荷時 DC〜20KHz です。主回路は単相ブリッジ構成です。

特長

1.<LPV220>
  通常偏差カウンタに溜まりを持たない為、指令パルスとエンコーダパルス(追従)
  が一致し、指令パターンと追従パターンとの移相遅れがありません。
   (Phase−Locked Loop)
  <LPVS220>
  
高速処理が必要な回路はアナログ演算で処理し、ノイズの問題をなくす為に位置フィードバック信号は、
  A,B相の2相エンコーダ信号を入力します。
 

2.<LPV220>
  2軸ドライバの相関関係を正確にトレースできます。

  <LPVS220>
  位置決め指令もノイズの問題をなくす為に16bitデータより行います。

3.微量送りにも即応性を発揮します。

4.サンプリング制御をしていないので非常に高速応答です。

5.4MPPS maxと高速ですので、高分解能エンコーダに対応できます。

6.スイッチングノイズがありません。

用途

ボイスコイル型リニアモータ、XYステージ、ガルバノミラー、その他。 特に、微少送りの高速位置決め(数mSec)や、0.01μmの高分解能リニアスケールを用いたリニアモータの位置決め、及び位置・速度を同期させ加工する様な超精密マシーンに最適です。

定格及び仕様

LPV220仕様書 ダウンロード
LPVS220仕様書 ダウンロード



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