LPVSA220A | LPVSA320A | LPVSA620A/LPVSA340A/LPVSA640A |
概要
LPVSAシリーズは、超精密ボイスコイル型リニアモータを、高速に位置決めし、トルク制御に切替えて押し圧を制御するサーボドライバとして開発されました。
位置フィードバック信号は、A,B相の2相エンコーダを使用し、位置指令入力にパルス列(又は±10V)を入力して、超高速位置決めをします。位置決め完了後にトルク制御に切替え、トルク指令入力より±10Vを入力して、押し圧をアナログ電圧で制御します。
また、位置決めにアナログ信号を入力する事もできますので、オシレータのサイン波でボイスコイルモータを高速動作制御する事も可能です。
電力制御はリニアアンプ方式を採用し、ノイズレス、高速応答、リニアなトルク制御を実現しナノメータ単位の超精密位置決めを可能とします。
リニアアンプの周波数特性は、抵抗負荷時 DC〜20KHz です。
主回路は単相ブリッジ構成です。
特長
- 高速処理が必要な回路はアナログ演算で処理し、高分解能及びノイズの問題をなくす為に位置フィードバック信号は、A,B相の2相エンコーダ信号を入力します。
- 位置決め指令は、±10Vのアナログ信号、又はCW,CCWのパルス列どちらも可能です。
- 微量送りにも即応性を発揮します。
- サンプリング制御をしていないので非常に高速応答です。
- 10MPPS maxと高速ですので、高分解能エンコーダに対応できます。
- スイッチングノイズがありません。
用途
ボイスコイル型リニアモータ、ボンディングワイヤ、スキャナー、ガルバノミラー、その他定格及び仕様
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