サーボテクノ DCサーボドライバ PMC112B

この画面を印刷する

概要

PMC112Bは、小型のエンコーダ付DCサーボモータを速度・トルク(電流)・位置決め制御 を実現する低価格ドライバーです。
パルス列入力で、位置決め制御が可能です。 制御ループ選択によりアナログ指令入力で、速度制御及び電流制御が可能です。 また、CW、CCW信号にPWM波形を入力することでPWM制御が可能になります。

電源は±12V(または±15V)と+5Vが必要です。 アンプ部は、パワーオペアンプを使用しています。

従来のPMC112と比較して、大きさが約1/2になり、 動作に関してもさらに精度を向上させました。

従来のPMC112の各コネクタと互換を持たせてありますので、 今までの製品をご利用の御客様でも、簡単に移行できます。

※一部部品変更に伴い、型式名が変更になりました。[ PMC112A ] ⇒ [ PMC112B ]
機能、サイズ等に変更はありませんので、今後発注いただく際は、PMC112Bでお願いいたします。

特長

低価格

制御回路にCPLDを使用することにより低価格を実現しました。

小型、軽量

プリント基板1枚構成です。 (従来のPMC112と比較して面積が約1/2になりました)



上段 PMC112 ・・・・ 200 x 100
下段 PMC112B ・・・・ 105 x 100 (単位:mm)
※写真上はPMC112Aになっておりますが、外形サイズは同じです。

高速応答

電流応答10KHz以上(抵抗負荷)

高精度位置決め

4MPPS maxと高速ですので、高分解能エンコーダに対応できます。

フォトアイソレーション

入力インターフェース部は、全てフォトアイソレーションされています。

放射ノイズ低減

4層基板の採用、リニアーアンプの採用、クロック部EMIフィルタの採用等により従来機種より放射 ノイズを低減しました。

多機能

パルス列入力による位置決め制御及び速度制御、アナログ指令による電流制御及び速度制御、PWM パルス入力によるトルク制御等が、ジャンパーで選択できます。

用途

各種小型ロボット、小型XYテーブル、精密測定器、精密位置決め、その他。 

定格及び仕様

PMC112B(DCサーボドライバ)仕様書 ダウンロード

配線例

上記仕様書をご参照ください。



ServoTechno